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受賞のご報告

第3回 イブラグランドアワードにて、Mature賞を受賞しました。ありがとうございます!

イブラグランドアワード デヴィ・スカルノ審査員長と

皆様お元気ですか?ブログ更新を怠っておりましたが、この夏一番のトピックを書かせていただきます。

この度、第3回イブラグランドアワードにて マチュア賞(円熟賞)をいただきました

これまでお世話になりました先生方や、ご支援いただきました皆様方に、謹んでご報告させていただきます。

歌の道に励んで参りましたが、審査員の皆様から認めていただき、なんとも言えない有難い気持ちです。まだ円熟というには早すぎる感がありますが、Mature賞(matured=成熟した)の名に恥じぬ様、今後幅広く活動して参りたいと思っております!

 

このコンクールはとてもユニークで、予選(動画)でも本選でも、1分程度のスピーチが求められました。演奏だけでなく、パーソナリティも審査の対象ということです。予選では、音楽が、地球上の美や恵みを私達に示してくれる、素晴らしいものであること、本選では、私のこれまでの活動と、歌へ込める願いをお話ししました。声楽部門予選では12名が選出され、8月31日の本選に臨みました。

本選のスピーチは、母国語と外国語(私はドイツ語にしました)で行い、続いてシベリウスの歌曲「春は急ぎ過ぎゆく」と、モーツァルト「後宮からの誘拐」コンスタンツェのアリア「Ach,ich liebte 私は愛し、とても幸せでした」を演奏しました。若い出場者とは違い上手に歌えて当たり前と思いますので、ハードル高めの渋めな選曲。ピアノは水月恵美子さん・・・今回もしっかりと音楽を形作って支えていただき、心より感謝しております!

 

9月2日には、紀尾井ホールにて、各部門1位の中からグランプリを決める演奏会があり、その後開催の授賞式に出席しました。舞台上には審査員の先生方が勢揃いしましたが、錚々たる皆様方で、それはゴージャスな空間となっておりました。グランプリはイタリア・ナポリ出身のマルチなピアニストAlberto Pizzoさんがその栄誉を勝ち取りましたが、受賞の瞬間は、今自分に起きていることが信じられない、といった様子。晴れやかな空気が漂う舞台で、受賞者たち、審査員の先生方と場を共にすることができ、夢のようでした。その後はまた、想定していなかったのですが、ホテルニューオータニ 鳳凰の間にて、ドレス、タキシードの紳士淑女の集まる華麗なガラパーティが催され、受賞者としてお招きに預かりました。

テノール秋川雅史さんも審査員のお一人でした。国立音大の先輩ですが、今回が初対面。テレビでお見かけしているので、つい以前からのお友達と錯覚しそうでした。

 


 

コンクール主催の、特定非営利活動法人アース・エイド・ソサエティは、様々な慈善活動を行なっていますが、その中の一つにクラシック演奏家の支援があります。聴衆あってこその演奏会・・・デヴィ夫人が演奏家と聴衆の出会いの場をプロデュースし、音楽の恵みを分かち合っていらっしゃることは本当に貴いことですね。

  

それではまた!